最近、若い人の間では、「ゆかた」が人気。花火大会などに着ていく人が増えています。
着物の種類
・ 着物:「和服」ともいう。前を重ね合わせてひもで結び、帯を巻いて着る。性別や季節、着る場面などによって、さまざまな種類がある。
また、「着物」という言葉には、洋服も含めて「着るもの」という意味もある。
・ ゆかた:漢字で書くと「浴衣」。木綿でできた薄い夏用の着物。旅館では部屋に用意してあり、風呂上りに着る。相撲の力士は普段着として着る。
足もとまで長さがあるのが普通だが、最近は洋服感覚で、長さを短くするなど、変わった着方をする人もいる。
・ 羽織:着物の上に着る上着。前にひもがついている。現代では、落語家が舞台に出るときに来ているのをよく見かける。
・ はっぴ:漢字で書くと「法被・半被」。長さは膝か腰ぐらい。もともと江戸時代(1603~1867年)、身分の低い武士が着物の上に着ていたもの。現代では、祭りのときに着ている人をよく見かける。
着物に必要なもの
・ 帯:着物用のベルト。体に巻きつけて、背中で結ぶ。
・ たび:着物用の靴下。親指だけ分かれている。
・ 下駄・ぞうり:着物用の履物。下駄は木でできていて、普段着のときに履く。